フレッシュプリキュア! 第1話「もぎたてフレッシュ!キュアピーチ誕生!!」   




こおろぎさとみが凶悪すぎて顔緩みっぱなし。そんな自分が気持ち悪い。カルルマン。

変身後、ナケワメーケを蹴りで吹っ飛ばし、肉弾戦で圧勝するキュアピーチ。このへんの容赦の無さが「プリキュア」っぽくて安心した。煙と紙吹雪の中から強気な表情で現れるところなんて、どこのグフカスかと。

EDが途方もなく金かかってそうな出来で吹いた。こう来ましたか。これだから東映アニメーションは侮れない。

機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン 第17話「散りゆく光の中で」




まずセルゲイ・スミルノフ『少将』に敬礼。曲者ばかり注目されがちな00世界において、渋さと父性を備えたナイスなオヤジでした。


「守る為の戦い」と諭される沙慈。「守る為の戦い」なんてのはね、躊躇する一般人を巻き込むための決まり文句なのだが、この状況で沙慈の葛藤なんてやってる暇なんて有るわけがないので、あっさり出撃決定。めでたくオーライザーの生体部品、と。

ダブルオーガンダムオーライザーは、トレミーからカタパルト射出後に合体はお約束。メメントモリの司令中枢?を砲撃、もとい斬撃。プチイデオンソードじゃないか。本当にツインドライヴ完全同調×トランザムはやりたい放題だこと。で、メタボ指揮官ことアーサー准将は死んでないよね?

ケルディムのシールドビット。擬似複座(ハロ制御)のケルディムだからこそ装備できる代物って理解でいいのかな。これがあるお陰で、ケルディムはトランザムオーライザーに次ぐチート性能(の可能性がある)MSではないか?そういえば、UCで云うところのサイコミュに当たる技術体系が、00世界ではどうなっているのか気になる。種では空間認識能力から始まって量子通信までいっちゃったけど……。やっぱり脳量子波がどーのこーので出来ているのかしら。GNファングの設定を後で調べないと。

「良い人から先に死ぬ」のは戦争アニメ(結構書いてて少し恥ずかしい)で良く言われるけど本当のところは「どうでもいい奴はもっと早く死ぬ」という別枠の法則も囁かれるわけでして――というわけで、デヴァイン・ノヴァがあっけなく戦死してました。ブリングが死んだときはリボンズがピキーンしてくれてたけど、デヴァインには何も無しという仕打ち。これが成れの果てなの?

軌道エレベータ崩壊するよ!」という堂々とネタバレしていた割に、低軌道ステーションやセンターピラーはほぼ無事で外装ミラーがオートパージ(恐らくバランス調整の為)されただけ、ということで、肩透かしされたような救われたような気分ですが、ガンダム・正規軍・アロウズ実戦部隊が団結する様は、00版「人の心の光」のような気がしてガノタとしては嬉しい気分に。大気圏で燃え尽きたミラーによる黒煙の空の描写も、為されてしまった暴挙を視覚的に補完する生々しさ。自転の影響でもう少し偏りがあってもいいはず、というツッコミはあるけれども。

とにかく前回に続き、良いオッサン回でした。セルゲイとハーキュリーが無駄死にだったかどうかは、今後のアンドレイ次第。目の前で親を殺されたルイスに親を殺したアンドレイがどう接するのか。

次回は劇中で4ヵ月後らしい。種終盤のメンデル―ボアズ間の空白の2ヶ月を思い出した。歪な構成にならなきゃいいが。