在外邦人の選挙権制限、最高裁が違憲判決。

http://www.sankei.co.jp/news/morning/15iti001.htm
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050914-00000006-yom-soci

違憲立法問題。最高裁大法廷。立法不作為。なんか燃えるね(そうか?
しかも公職選挙法と言うメジャー法律に。どどん。

三権分立が機能してる瞬間。なかなか見られない。

最高裁違憲判決は戦後7件目、立法不作為(怠慢)による国家賠償を初めて認めた画期的な判決と言っていい。怠慢を「司法」に指摘された「立法」…つまり国会は次回の選挙に間に合うように、速やかに公選法を改正する義務と責任を果さなければならない。

判決はまず「憲法の趣旨に照らすと、国民の選挙権の制限は、選挙の公正の確保のためにやむを得ない場合に限られる」との初判断を示した。そのうえで、現在の公選法が、候補者の情報を伝える困難さなどを理由に選挙権を制限している点について、「通信手段が発達し、情報伝達が著しく困難とは言えないから、やむを得ない制限とは言えず、違憲だ」と述べた。

情報伝達手段の発達により候補者情報の伝達が著しく困難とは言えない…まぁインターネットの普及などのIT化に法律が即応すべきということ。煩雑を極める(らしい)在外投票制度の簡略化に、積極的にネットを利用すべきって意見が強くなるんじゃないかな。

意外に、将来的に2chの最萌えトーナメント投票のノウハウが利用されたりして。妄言。