ウナギの出身地はマリアナ沖…東大グループが解明

ウナギの産卵場所は、古代ギリシャ時代からの謎。養殖のウナギは、卵からでは育たず、全長50〜60ミリにまで成長した天然の稚魚を採取して育てている。
研究グループが採取した仔魚は全長4・2〜6・5ミリ。孵化後2日で、周辺の海流から、マリアナ諸島沖の海山で産卵したものと特定できた。海山は水深3000〜4000メートルの海底から海面下10メートル近くまでそびえ立つ海の山。
孵化した仔魚は、北赤道海流と黒潮にのって、約3000キロの距離を3〜7か月間かけて日本沿岸まで旅をしてくる。

長年の謎が解明。マリアナじゃないの?って言われてきたけど本当だったとは。