牙狼 GARO 第25話「英霊」

特撮

ドラマ、VFX共に30分フルスロットル維持で大満足。

煩悩振り撒きメシアはAパートで結構あっさり退場。と言っても腿から対空砲撃ったりしたり、カオルの絵が翼を与えたりと盛り上がり充分。そしてメシアの頭部に肉迫、額に剣を突き刺すGARO。「我が名はGARO、黄金騎士だッ！」。かっけぇ。

暗黒騎士キバ再臨。やっぱり京本としてはあのままメシアの踏み台じゃ終われないしな。特撮で「魅せる」なら巨大な敵と渡り合うより等身同じの方が盛り上がるってもんだ。そしてダブルヒーローが臨戦体勢、剣を構えたところでCM。

CM以外に気が抜けない……。

後半。暗黒騎士キバを前に変身……できない！キバの邪念が結界を張ってるとか。「俺を裂け目に投げ込め！」と言うザルバ。躊躇なく投げ込む鋼牙。おいおい。GAROは変身前から良いアクションを見せてくれるので視聴者としては問題ないが鋼牙ピンチ。太刀打ちできないわけではないが押され気味……と思ったら魔導陣が元の大きさに戻ってビル粉砕。ここから魔導陣上でキバと戦闘！テレ東予算ぶっちしてんだろってぐらいの空撮。零は文字通り飛んでくるし、モトラッド級アドラステアかってぐらいに爆走→船寸断。ここまでやってくれるスタッフ凄いよ！

やっと止まった魔導陣。炎の中でキバと対峙する鋼牙。ここでザルバ顔の不吉な天使が鎧を持ってキター！「俺は独りではない！」と、魔戒騎士団騎馬突撃がイメージ挿入、英霊ってそういうことか。そして黄金の一閃がキバを斬る！

勝った！！

でもザルバが……。泣ける。そしてCM。このタイミングは、Cパートか！


ラスト。ザルバ初期化……そして命名イベントでまた泣かす。そんな由来は聞いてねぇって！東の管轄になった零はシルヴァと仲良く。ここが鋼牙＆ザルバといい対比。

戦いに巻き込んだことを詫び、世話になったと一礼してカオルと別れる鋼牙。「最後まで愛想のないやつ」と見送るカオル。いやいや愛想があったら鋼牙じゃないよ。それと鋼牙、あんな豪華な車持ってたのね。何処に行くのも自分の足で駆けつけてたから意外だった。……そしてカオルから別れ際に渡されたものは


「黒い炎と黄金の風」。


そして絵本を読む鋼牙。……ああ、鋼牙が遂にデレ期に。ここはもう反則です。見事。


北の管轄に異動になった鋼牙。ってホントに北だな。ピョンヤンではないようだが。そして背後に邪悪な気配！魔戒騎士の戦いはまだまだ続く！


　　　　　　　　　　　「暗黒魔戒騎士編　終」

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いやーラスト２話はデス種終了以来、久しぶりに詳細な感想を書いてしまいました。番組終了後のCMをぼんやり見つめる喪失感と、主題歌をエンドレスで聞きたくなる衝動は本物の証。特撮という分野は今まで弱かった分野なんだけど、この愛に逸れ愛を憎み愛を求める「GARO」は本当に堪能できましたよ。

スタッフの皆様、お疲れ様でした。ありがとうございます。終了後、公式BBSに監督・キャストが降臨するというサービスも最高でした。