ゼーガペイン 第14話「滅びの記憶」




テレビ愛知でリアルタイム視聴。とりあえず桶谷脚本の時点で期待せずにはいられないVガン厨。
リョーコを喪ったキョウちゃんは泣き叫ぶわけでもなく呆然。あまりに近い人が亡くなった時って最初はこうだよな。そして舞浜に戻り(ここで雨が降っているのはデフォ)、リョーコの痕跡を捜し歩く。前々回のデート描写が鮮烈に残っている視聴者には痛い流れ。こんなにドラマの仕立てが巧くなるアニメだとは1話の頃には思いもしなかったよ。
コウジ(リョーコ弟)の様子から、「改竄」に気づいたキョウが司令を怒鳴る場面。キョウ以外が「0」と「1」の羅列になったと思ったらオケアノスへ場面がシフト。現実と虚構を明確に区切る様子がよく分かる。キョウがリョーコのパソコンの中の動画を再生するところでバーニィ発動を危惧したけどそれは無し。
ラスト。必死の形相でアルティールからリョーコのデータを探すシズノ先輩。そして遂に「クラッシュデータの中に圧縮されたカミナギ・リョーコ」のデータを発見。「生きてました!」ってのはもう死んでいる幻体を目的語として使うには間違ってるんだが、状況から不適切とは言えないね。いや、もうシズノ先輩の株が上がりすぎ。ストップ高
……というわけで復活フラグが早くも立ってしまったリョーコ。でも、このまま簡単に元通りとはいかないんだろうね。流れ的に。続きが気になるアニメ筆頭(不自然なシャワーシーンで何かと思ったら副会長の死亡フラグもこっそり……)。

何回も言うけど、こんなに化けるアニメだとは思わなかった。