機動戦士ガンダムSEED DESTINY PHASE-10「父の呪縛」

一気に戦闘になだれこむのかと思ってたら、議長がアスランを丸め込む話。前回大失態のジブリールとかは放置。当然のように主人公ご一行も放置。メカ描写少ない回を挟んで作画陣を潰さないようにしてるのか?
ミーア・キャンベルはクローンとかじゃなくて、プロパガンダ用で議長に採用された一般市民だった。まぁ変にクローンだの双子だので騒ぐよりは単純でいい、か。演技抜きでアスラン好きの理由はよく分からないが、以前のルナマリアの台詞の通りに「英雄」だからなのかもしれない。またはその辺はちょいと頭を弄られてるのかもしれないし。それにしても議長の策士っぷりは凄いな…この人の思い通りに進んでるよ。アスランもうまく煽られちゃって。
未だにラクス(偽)の威光で大人しくなってしまうプラント世論は本気でダメだと思う。前作で頼んでもいないのに最高機密レベルのMSを私的に流出、後に新鋭戦艦を自ら座乗して強奪…言いたいこと言うだけ言って、戦争終わったらカナーバ前議長の計らいだか何だか知らないけど地球にトンズラ。どこにカリスマがあるのか?んで(偽者だけど)突然出てきて「お前何処に居たんだよ」というツッコミは無いのか?プラント市民よ。
少なくとも現状では「ラクス」=ミーアなわけだから、形式的には必要とされているミーアが何もしてないラクスを断罪する展開とかはどうだろうか。逆に一番嫌なのはミーアが本物に会って本物に勝てないと悟る、という展開だな。アリエナイ。キャラ造形が不可思議不気味の塊のラクスよりは随分マシなので「実は黒い」とかもOK。アメリカン赤ハロがピンクハロを駆逐したら笑う。

主人公は、壁を殴ってたね…さて次回は2本立て。ゴンドワナウィンダム出てくれよ。