ゼーガペイン 第21話「戦士たち…」



大貫健一キャラ作監
セレブラントは何のために戦ってたのかというと「実体を取り戻すため」。そしてガルズオルムの本拠地を叩けばそれが叶う(実際はもう少し複雑っぽいけど)。だからおまいら最終作戦行くぞゴルァ!にちょっと待った!をかけたのはクロシオ先輩。せいぜい60年が寿命の実体よりも、偽りの姿とはいえ、サーバーのある限り意識も体も若いままでいられる幻体のままがいい、と。確かにまあ、幻体にでもなって高校1年生の1学期をループするのもいいかとも思わないでもないけど、それが人間としての幸福かどうかと問われれば答えはノーだしな……ん、現実は荒廃してどうしようもないけどるけどサーバー内はとりあえず快適だってのもあるか……でもまあ展開上、敵と戦って何かを成し遂げてもらわないと盛り上がらん。というわけで早く人間になりましょう。ようかーいにーんげん
問題になるのが人間でもなく、幻体ですらないカミナギ。しかしホロニックローダー(ゼーガペイン)の中の彼女には確かに自我があり会話もできる。攻殻で云うなら「ゴーストの存在は確認されている」ってところか。彼女がこれからどうなるかも気になるが……フラグはいくらでも立ってるし、覚悟はしとくべきか。
ミナトより先に司令が深刻なドライダメージで倒れておいおいどうなんだよ!と思わせるヒキ。クリス達の疑問―「艦船・AIの開発から戦闘方法の確立を司令が独力で行っていた理由」と「何故、月に行けば実体に戻れるのか」も解決せず。まさかこのまま煙に巻くなんてことはないはず。下田監督だしね。そこらへんは信じてますよ。


それにしても中華姉妹は空気化が激しいな。