ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序




見てきた。ネタバレ注意。

まず、リアルタイムでブームの渦中に居た当時と比較して、自分の知識量が段違いになっていることを痛感した。使徒の順番に新ナンバーが振られていることとか、白き月、黒き月と云ったエヴァ世界の設定を予め理解していることは勿論、各種ウィンドウに表示される英語や数字の意味を理解できるし、「武器が積まれているビル」という括りだけで理解していた「兵装ビル」も誘導兵器、砲槓兵器等の分類ができてしまうとか。もうね、「時は流れた!」@レイズナー。苦笑い。てか、旧劇場版をクラスメートと観に行った映画館がもう無くなってるんだよな……。

もう後は箇条書きで適当に。

  • 初号機。蓄光Ver.は夜の第一次直上会戦で映える映える。
  • リリスとアダム。黒き月と白き月。旧世紀版より分かりやすい見せ方。つか、死海文書も「外典」とキールが言ってしまっているし。当時の騒がし過ぎたことの反省か?
  • サキエル。基本は変わってない。
  • シャムシエル。脊椎?肋骨?が生えてて、サキエルと同じの顔が。新装備のガトリング砲で、目標をセンターに入れてスイッチ。やっぱし劣化ウラン弾なのかね?旧世紀版ではサンプルとして回収されたが、新劇場版では触手を残して消滅。形象崩壊?とか青葉が言ってたような。うろ覚え。
  • ラミエル。萌えすぎ。当時はここまでCGがアニメに使える時代じゃなかったもんな。
  • ヤシマ作戦。ロボットアニメとして「エヴァ」を見る時に外せない作戦。特高受変電設備とか変圧器とか、怪獣映画的にすら思える描写を丹念にやっていて、ここだけでも満腹。トウジとケンスケの激励メッセージも含めて、新劇場版はエンタメに徹するという意向を強く感じた。
  • 「笑えばいいと思うよ」。実に3回目。
  • 実はスタッフロールが一番興奮した。師匠がメカ作監作監松原秀典黄瀬和哉奥田淳もりやまゆうじ貞本義行。原画に吉成(兄)居たな。下請けでBONESがメイン参加してるのも、個人的にはとんでもないサプライズ。京田、出渕の名前を見たときには負けを感じたよ。そうか、ラーゼもエウレカも、全てはこのエヴァの為に。……だったら困るけど。