機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン第24話「BEYOND」

バイオセンサーでサイコフレーム共振な月光蝶でウォームバイブレーション。もう分かった、分かったから。

ヴェーダ絡みの顛末がよく分からなかった。ダブルオーライザーのトランザムバースト→GN粒子が都合良くリボンズとヴェーダの量子通信を遮断（ジャミング？）→この隙にリジェネとティエリアがヴェーダをまんまと掌握→セラフィムをリモートしてセラフィムシステム発動→敵機体無力化、という理解でいいのかな。それにしても引っ張り続けたセラフィムシステムは、単なるトライアルシステム拡張版だったのは少し残念。

ティエリアが語るイオリア計画。例え滅びようとも人類の意思を統一させることが目的で、人類が争いの火種を抱えたまま外宇宙に進出させるのを防ぐことらしい。このアニメの概要が発表されてた頃から「やってることは、世界レベルの大きなお世話」と揶揄されていたけど、確かにそうだよねとしか言えない。それとも、トミノガンダムへのオマージュで「人類の革新やら進化云々」を入れるべきというお題を、批判覚悟で落とし込んだ結果がこれなのか。それでその革新または進化を牽引したがるラスボスと、それを是としない主人公チームとの戦いが、結局はカルト教団の内ゲバだよねという……。演出の細部を見れば良いものがたくさんあるのに勿体無い。

リボンズの隠し玉のガンキャノンがおバカすぎて大砲噴いた。1stシーズンの金ジムも大概だったけど、同じ一発芸を２回やられても正直反応に困る。キャストオフして、中からチート性能の00版νガンダムでも出てくるのだろうか。

今回の話とあんまり関係無いけど、イアン夫妻について「ですぅは不倫の子」という設定を知ってしまった。世界の歪みより私生活の歪みをなんとかすべき。