コードギアス 反逆のルルーシュR2 第22話「皇帝 ルルーシュ」




第99代皇帝の御世。貴族制廃止してロイドさんもミレイもただのお金持ちに。財閥の解体、ナンバーズ開放……とパッと見は良いことしているように見えるが、その実態はギアスで奴隷化させるという暴挙。スザクが何も言わないのは「手段は問わない」と決めたからなんだろう。
皇帝ルルーシュに納得できないラウンズをはじめとした旧皇帝勢力が反旗を翻す。邀撃に上がるのはナイトオブゼロ・スザク。この戦闘でナイトオブラウンズが3人も、ランスロットアルビオンのチート性能の前に散る。ビスマルクは「未来を読むギアス」というKMF戦においては最強と云える能力すら使ったのに、「生きろ」ギアスがそれを上回ったとかでギャラハッドごと真っ二つ。ドロテアとモニカは瞬殺。ご愁傷様。搭乗機すら分からないまま死んでいく名前有りのキャラって、ロボットアニメ史上なかなか珍しいのではないだろうか。ジノは機体は大破させられたけど生存。トリスタン・ツインに乗るんだからこれは予定通り。
……というわけでナイトオブラウンズも半壊。死亡は1、4、10、12。6のアーニャと9のノネット(本編未登場)は生存しているが現在の所在不明で2、5、7、11が未だ詳細不明と。あとはスザクの次の7も不明だけど、多分空席のまま。余談だが旧エリア11総督府のグラストンナイツもひとりだけ生き残りがいるがもはや出番すら怪しい。

体育館に舞い降りる主役ロボットの図、は笑えなかった。何とも思わない人やそれがいいと思える人には申し訳ないが、ロボットアニメとしての「コードギアス」は中の下レベルと判断せざるを得ない。サンライズ内でこれに何も意見出なかったのか……?更に言うと第9世代KMFってアンタ、1年でどんだけ進化させてんのよ。デス種だってもう少しマシな開発設定ぐらいはあったのに。

ナナリー生きてる……って、公式サイトでダミー情報載せてたっていうこと?なんか、良くない前例を作ってしまったような気もする。で、ルルーシュとスザクに対し「私はお二人の敵です」(ガーン)と来てヒキなわけだが、帝都をいきなり消滅させたシュナイゼルにナナリーがあっさり従うとも思えない。果たしてその真意は?ってもシュナイゼルの計画とやらの全貌が分からないとな。それなりのビジョンは持っていてほしいが、ダモクレスフレイヤ撃った時点で、もう世界の理解は得られないような気もするけど(コーネリアが帝都消滅作戦に易々と賛同したとも思えないので、何か打算あり?)。そういえばOPで斬月が飛んでいってる空中要塞みたいなアレは最終決戦に関係してくるのかね。

最後は兄弟喧嘩にケリつけて、世界と自分にケリつけておしまいかな。頼むから「いくら吹き飛ばされても、僕らはまた、花を植えるよ」エンドだけは勘弁して下さい。